投資の勉強はじめるよー
今日の投資の勉強は、ライフプランを見直そうって話です。
投資を始める前の、絶対条件です。これ。
私は5年かけて資産億超えを果たしましたが、おそらくこの見直しがなかったらまだその半分も到達していなかったんじゃないかと思います。
それくらい大事です。
Contents
無駄なぜい肉は削れ!
びくっ

人生の先を見据えて無駄を排除することが肝心です。
と言っても、「無駄や回り道も案外いいもんだよなぁ」なんて思っていたりするので、私自身まだ半信半疑なところもあるのですが、、、。
でも、知らないうちにお腹に着いてなかなか落ちないぜい肉は、放っておいたらいけません。
でへへ〜

前回、私の投資の師匠、鵜尾 廉(うお・れん)氏の教えとして、投資以前にきちんと労働して投資資金を確保しよう、「投資と労働は2つのエンジンだ」という話をしました。
今回はそれと同じくらい大事な、生活のぜい肉を削っていこうという話です。
え? 早く投資の話をしろって?
あわてないあわてない。あわてるゴリラはバナナがもらえんって言うでしょ。
きいたことねえ

ライフプランって何?
投資の第一歩は何と言ってもライフプランの見直しからです。
最近知ったことですが、人生の夢や希望のことは「ライフデザイン」と言うそうです。じゃあ「ライフプラン」って何のこと?って思いますよね。
実はこれ、「お金に関する生活設計」のことなんだそうです。
自分の思い描く「ライフデザイン」を実現していくために「ライフプラン」を考えていく。これを「ファイナンシャルプランニング」と言います。
ライフデザイン+ライフプラン
=ファイナンシャルプランニング
これに関連して、米国のハーバード大学が1979年に行った有名な調査があります。
大学が在学生に対し、将来の目標を持っているかどうか尋ねたそうです。この結果、自分の目標を紙に書いている学生はたったの3%だけでした。
で、彼らがその後どうなったか。これが面白い。
大学が10年後の彼らを追跡調査した結果、
学生時代から目標を紙に書いていたわずか3%の人たちの平均年収が、残り97%の人たちの10倍になっていた
そうです。名門大学なので皆さん相当なエリートなのに、この差はすごい。
書くことを長くなりわいとしてきた身から言わせていただけば、「紙に書くこと」と「ただ漠然と考えるだけ」は、やはり意識や責任の重みがまったく違います。
きっと3%の彼らは、確固たる信念と自己責任を持って、未来のあるべき姿から逆算して人生プランを練っていったのではないでしょうか。

労働はしとかないと、、、
投資の師匠、鵜尾廉(うお・れん)氏に私淑してまもなく、投資仲間であるFP(ファイナンシャル・プランナー)を紹介されたことは前回書きました。
仮に名前を御徒町(おかちまち)さんと呼んでおきましょう。
御徒町さんは私より一回りも年下で、とてもほのぼのした感じの人です。でも実は1級FPの資格を持つ切れ者でした。
いろんな人の相談に乗り、お金の学校の講師もしている人気FPで、当時も今もたいそう忙しそうですが、気さくに投資相談に乗ってくれました。
あざーす!
まず彼から忠告されたのは、
「無職で預金を取り崩しての生活からなるべく早く抜け出したほうがいい」
ということでした。要するに働けってことですね。
「労働を土台にお金を増やしていかないと投資に回せません」と御徒町さん。
「デイトレでがんばってお金増やしたいんですが、、、」と希望(夢?)を伝えると、

「株式投資は資産運用の中でも最もリスクが高くて難しく、本来は株の勉強をきちんとした者が余裕資金でやるものなんです」と全否定されました(涙)。
「それに、デイトレのように短期の値動きで儲けようとするのは、投資ではなく投機です。多くの人はそれでお金を失います」
投資と投機 資産(=資本を産み出すもの)にお金を投じるのが投資。株のデイトレやFXなどタイミングを計って売買し利ざやを稼ぐのが投機。
鵜尾氏にもまったく同じことを言われました。まあ、デイトレの才能がないことは薄々感じていたので、ぐうの音も出ません。
ぐう

家賃見直しで支出大幅カット
働くという前提で次に指摘されたのが、生活支出の見直し。これがまた問題だらけでした。
中でも最も無駄を指摘されたのが、家賃です。
実は私、親の介護で会社をやめた後、実家に帰っている間も都心部で借りていたマンションの家賃を払い続けていました(引っ越し面倒だったし)。
御徒町さんに言わせれば、これはかなりの浪費に等しい無駄遣い。
「お勤めの頃ならともかく、今は都心に住む必要ないですよね。23区を脱出するだけで相当家賃は下げられますよ」
「たしかに」
で、東京タワーの見える都心のマンションから、、、

埼玉に引っ越したのです!(笑)

写真は冗談です。東京寄りの埼玉なので、もうちょっと都会です。
部屋が広くなって生活が快適になった上に、家賃が半分になりました!埼玉万歳!
借金する方がお得???
ライフプラン見直し相談はまだまだ続きます。
「お勤めの方なら、なるべく安い部屋に住んでもらった後、別に投資用のマンション購入をおすすめします」と御徒町さん。そんな考えまったくなかったんでちょっと驚きました。
賃貸住宅用ローンの金利は、今より少し高かったものの、ずっと低く推移していました(グラフは大和ハウス工業HPより)。

大きい会社に勤めている人や公務員なら、年収500万円以上、勤続3年以上で投資用のローンを借りる信用力があり、これを使わない手はないのだそうです。
「この枠でお金を借りて投資用マンションを購入し、家賃収入を月々の支払いにあてれば、払い終わるころにマンションが丸々自分の資産として残ります」と御徒町さん。
「他人に借金を返済してもらうという発想ですね」
「おおおっ!なんだかすげえ」

感心して聞いていましたが、よく考えたら私自身が毎月毎月だれかのローンを代わりに返済していたわけですね(泣)。
まあ、その話を記者時代に聞いていたとしても、副業は禁じられていたんで、ローンを組んで投資用マンションは買えませんでしたけど。
でも、月々の家賃収入(インカムゲイン)でローンを払い終えればマンションの売却益(キャピタルゲイン)が得られると考えたら、今の低金利下で信用力を使わないのはちょっともったいないのかもなあ、とは思いました。
ま、どっちみち無職となった時点で信用力ゼロになって借りられませんけどね。
アウト〜

私はその2年後、株で儲けたお金を使って、地方都市に500万円くらいの中古区分マンションを現金一括で買いました。
それから都内の実家を相続して人に貸し、この最初のマンションと合わせて担保とすることで、ローンを組んでさらに都心に1戸、地方に1戸、中古の区分マンションを買いました。
スルガ銀行問題の前だったんで、金融機関もまだ私のような無職にも貸してくれました(笑)。
でもそれはまだ先の話。ひとまず御徒町さんのライフプラン見直し相談に話を戻しましょう。
固定費の無駄はバカにならない
さて、家賃が減っただけでも随分楽になったんですが、細かいところも見逃してはいけません。
御徒町さんは「毎月毎月の固定費もバカにできないのでぜひ見直しましょう」ということでした。
で、現代人が今一番見直さなきゃいけない固定費は、おそらくスマホを含めた通信費関連でしょうね。

とにかく便利ですから、もう生活の一部という人も多いでしょう。私も情報ゲットのツールとしてなくてはならないものになっています。
で、意外と落とし穴なのが、通信費。契約内容を見直すのがめんどくさくて、買ったままの設定になっている人、多いのでは。私もその1人でした。
でも、動画や通信ゲームをひんぱんにやる人でなければ、そんなにギガ数って使わないもんです。
動画を使う人はWifi環境のあるところだけに限定すると決めれば、大幅に通信料を減らせます。
私はもともとスマホで動画も見ないしゲームもしないので、たいして使っていませんでしたから、1つ下の契約プランに乗り換えました。
さらに使っていないオプションなどもやめたら、月々3000円ぐらい安くなりました。けっこう大きいです。
人によっては格安スマホと格安SIMを使って、さらに通信費を節約している人もおりますね。私はそこまでしていませんが、検討の価値はありそうです。
そのサブスク使ってる?
あと出費が意外とチリツモなのがサブスクです。
サブスクリプション(subscription)の略。商品ごとにお金を払うのではなく、契約期間に対して対価を払う会員制の定額サービスのこと。代表的なのは動画配信のNetflixやHulu、配送料が無料になるAmazonPrime、音楽配信のSpotifyなど。もともとは新聞や雑誌の定期購読を意味する言葉でしたが、今やあらゆる分野でサブスク化が進んでいます。
上記のエンタメ系以外でも、ファッションや車のレンタル、珈琲やラーメンの飲み食い放題など、世の中にはありとあらゆるサブスクがあふれてきました。
サブスク市場はこんごますます成長していくとみられます(下図は矢野経済研究所調べ)。便利でお得ですもんね。

ただ、一方でサブスクの弊害も指摘されています。
「どんだけ利用しても一緒だから利用しなきゃ損」と考え、あれも見なきゃこれも借りなきゃみたいな強迫観念に襲われる。
その結果疲れ果てて精神を病んでしまう人がサブスク先進国のアメリカでは出てきているそうです。「サブスク疲れ」と言ったりしますね。
私の場合、どっちかというと「サブスク忘れ」ばかりでした(笑)。
1度会員になって最初のうちは楽しんでいたけれど、いつしか利用しなくなり、会員だったことも忘れてしまっていたり。
それなのに料金はしっかり毎月引き落とされていたりします。
活字好きの私の場合、AmazonKindleUnlimitedとかdマガジンとかをありがたがって契約していましたが、やはり紙の本や雑誌が好きだし、スマホだと画面が小さすぎて読みにくかったりで、結局全然使わなくなっていました。

同じように、有料アプリも要注意です。月々300円とか500円とか、安いからといって気軽に申し込んでいると、携帯料金に合算されて引き落とされているうちに忘れてしまっています。
たとえば、グルメ検索のアプリ。
記者時代は仕事でもプライベートでも検索グルメしていましたが、やめたらその浪費がぴたっと収まり、有料で見られるランキングなんかもまったく不要になりました。
最近使っていないもの、使っているけど最近疲れを感じているものなどあれば、調べてきちんと退会しましょう。その分お金が浮いて、投資に回せます。
私は2,000円くらいでした。通信費と合わせると5,000円浮きました。
ライフプラン見直しの最後のオオモノ
御徒町さんが最後にやってくれたのは、保険の見直しでした。
これが私の場合、またまた無駄だらけでしたので、結果的に家賃に次いでお得に見直しができました。
でも保険の見直しの内容だけで相当長くなるため、これは次回に回します↓↓↓

ながいのはいいや、、、

それはさておき、私は御徒町さんの相談を境に人生が180度変わりました。
預貯金が丸々手つかずに残り、月々の余力も増え、これを投資に回すことでみるみる資産が増えていったのです。
働いていて余力もあるよって人でも、家計を見直せばさらに投資余力が増すでしょう。その月々の投資マネーが長期でみると大きな差になってくるのです。
- お金に関する生活設計「ライフプラン」を早く見直す
- 固定費で最も高い家賃をまず下げよ
- 信用力を使い投資用不動産を手に入れるのも手
- 通信費、食費、交際費の無駄は削れる
- 「サブスク疲れ」「サブスク忘れ」も意外と大きい
- 最大の敵は「保険」(次回記事へ)
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