ライフプラン見直し

お金持ちになる方程式を知っていますか?|バフェット流雪だるまを築く複利の恐るべき力を知るべし!

 

こんにちは、ぐれあむ勉(べん)です。

投資の勉強やってます!

今日のテーマは、「複利と時間で雪だるま」です。

なんのこっちゃ!

まずは年金に関する最新ニュースの解説から。

 

「68歳まで働け」問題

第1回の記事で触れた「年金2000万円不足」問題。

この数字にはあまり意味がない、だけど人によってはもっとお金が足らなくなるかも、という話を書きました。

投資は必要?不要?「年金2000万円問題」報告書を元経済記者がまじめに読み解いてみた人生100年時代に年金2000万円が不足するとして話題になった問題を金融庁の報告書を読み解いて解説。審議会が時間をかけて作った報告書に嘘はないが、狙いは投資初心者にNISAなどの利用促進を呼びかけること。ベースとなる65歳以上の平均モデルが大雑把なので、人によっては不足額がさらに大きくなることも。...

 

あの審議会の報告書は「年金だとお金足らなくなるかも知れんから、早いうちに投資始めてちょ。積立NISAなんかオススメ!」という、ある意味金融庁のプロパガンダみたいなもんでした。

panda?

 

実は年金問題の将来予測で重要なのは、厚生労働省が5年に1度発表する「公的年金の財政検証」の方です。年金の管轄は金融庁ではなく厚労省なので、将来像についての報告はこっちが本命と言えます。

その最新報告が8月に発表されました。

令和元年 将来の公的年金の財政検証

年金の考え方の基礎となる将来の日本の姿や年齢ごとに自分がどれくらいの水準の年金がもらえるのかがまとめられていますので、くわしく知りたい方は読んでみてください。

読むのめんどくせー(笑)という人は、以下のニュースポイントを押さえておくといいでしょう。

◎年金支給額が現役世代の平均所得の何%もらえるかを示す所得代替率は、現在65歳の人で61.7%

◎仮に経済成長が横ばいで現行の年金制度を続けた場合、現在20歳の人が65歳に到達したときの所得代替率は44.5%にまで低下

◎現在20歳の人が現在の65歳と同水準(61.7%)の年金を得るには、68歳9か月まで働く必要がある。

財政検証では日本の将来像をⅠ〜Ⅵまで6つのシナリオに分けていますが、上の前提となるシナリオは、①経済成長が横ばいで、②一定程度の労働参加(働き手の確保)が見込まれる「ケースⅤ」です。

これはシナリオとしては下から2番目の悪いケースです。

実はシミュレーションには経済成長をある程度見込む「ケースⅢ」もありました。この場合は、66歳9か月まで働くと現在の65歳と同水準になるという試算でした。

でもマスコミ各社は「ケースⅤ」の68歳を見出しにとっていますね。その理由は1回目の記事を読んだ方ならもうお分かりでしょう。

そう、ひとえに数字が大きいほうが見出しとして面白いからです。

 

とはいえ、ケースⅢをとってもそう変わりはありません。言わんとしていることは

今と同じ水準の年金が欲しけりゃ60代後半まで働け!

ってことです。保険料の支払期間は延長となり、支給年も繰り延べです。

 

年金破綻? 積立金枯渇??

経済成長のケース別の所得代替率の違いは、以下の図がわかりやすいかもしれません。

これで見ると、経済成長や労働参加が進むケースⅠ~Ⅲでも、2047年度までに50%近辺まで所得代替率は下がる計算です。

一方、マイナス成長(実質経済成長率▲0.5%)で労働参加も増えない最悪のシナリオ「ケースⅥ」の場合、

2052年には積立金が枯渇します。

この場合、年金は現役世代の保険料だけでまかなう完全賦課(ふか)方式に移行し、所得代替率は37.6%まで低下すると試算されています。

積立方式と賦課方式 現役世代が働いている間に自分が将来受け取る分を積み立てていくのが積立方式。現役世代の保険料が現在老齢の方の年金払いに充当されるのが賦課方式。日本の公的年金はこの2つを合わせた方式で運営されている。

 

夕刊紙には「年金破綻(はたん)」なんてセンセーショナルな見出しも躍っていましたが、政府方針で所得代替率が50%を下回る場合は調整していくはずなので、破綻ということにはならないでしょう。

でもその代わり、支給年齢を遅らせたり支給額を抑えたり、保険料の値上げや増税など、なんらかの措置がとられるはずです。

ぞーぜーはんたーい

いずれにしても、いまの60%から50%以下に所得代替率は下がるのでしょう。今回の検証に2000万円不足みたいな具体的な数字は出てきませんでしたが、年金だけでは足らない人が間違いなく出てきます

 

私の投資の師匠である鵜尾 廉(うお・れん)氏は常々こう話しています。

日本の年金制度は世界でワースト2位。年金保険料は今のお年寄りを養うための税金みたいなものとあきらめ、自分の年金は自分で投資して用意するしかありません

 

お金が加速度的に消えていく恐怖

取材で初めて鵜尾氏に出会ったころ、私は20年勤めた新聞社をやめてから1年ほどがたっていました。

その間、病気の母の介護をしながらデイトレやFX、先物取引をしていたのですが、独学の生兵法のためことごとく失敗し、増やすはずだった退職金をほぼ全部失いました

そして介護していた母が死に、ぼちぼち仕事探さないとなあと考え、フリーライターを名乗って単発の仕事を始めていました。

とはいえ、勤めのころから数年にわたった介護疲れもあり、やる気がぜんぜん出ませんでした。

こんな感じ…

当然ライター報酬は微々たるもので、とても生活できるレベルではありません。いつの間にか虎の子の預金を取り崩しての生活になっていました。母の遺産も相続しましたが、これから100歳まで生きるのかと考えると、まったく足りない額でした。

それなのに、出費はなかなか減りません。現役時代の給料がわりとよかったせいで、無意識に小さなぜいたくに慣れてしまっていたせいです。

 

ぜいたくのイメージぜいたくのイメージ(しょぼ)

 

さらに追い打ちをかけるように、健康保険料だの住民税だのが重くのしかかってきました。

仕事をやめるまで知らなかったんですが、あれって会社が半分(つまり自分が払っているのと同額)出してくれていたんですね

それが、無職となって最初の年は、前年の年収をベースに計算されて全額のしかかってくるわけです。

いま給料明細見て、「くそっ、こんなに取られてる!」と腐っている人(私もそうでした)は、無職になって最初の年はその倍を払うイメージだと思ってください。

いますぐサラリーマンをやめたいという人は、まずこの出費を考えてほしいです。それだけでやめるのを躊躇(ちゅうちょ)する人が出てくるかもしれません(笑)。

もちろん一定以上の退職金にも所得税がかかります。大台を超えるとけっこうふんだくられます。長年働いたご褒美と思っていても、税務署は容赦しないのです。

ぜいきんどろぼー

そんなこんなで出費はかさみ、さらに復活を期して続けていたデイトレもいいところなし。

憂さ晴らしに旅行に出たり、競馬しに出掛けたりでまた出費はかさんでいく。

人には「セミリタイヤでキリギリス生活ですわ」なんて嘯(うそぶ)いていましたけど、実情は火の車です。

妖怪火車

妖怪火車の絵(火の車の由来)

 

デイトレや競馬で取り返そうとあせればあせるほど、損失はふくらみます。

こうして二重三重の出費で加速度的にお金がなくなっていきました。あの時期は恐怖でしたね。

させさせさせ、あー

 

自分と資産の「共働き」が大事

そんなときにインタビューの仕事を通じて知り合ったのが鵜尾氏でした。

鵜尾氏は若いころから投資について研究し、20代にして数億円の資産を投資で築いたツワモノです。

鵜尾氏の話を少し聞いただけで、私は自分がいかにまちがった投資をしてきたかを思い知らされ、以後、彼を投資の師匠として仰ぎ見るようになりました。

 

その鵜尾氏に最初に言われたのが、

「勉さん、まずは働くことです」

でした。

「いくら投資が大事と言っても、投入できる元手がないとどうにもなりませんと。

正直言って耳が痛かったです。

いたたた、、、

 

資産運用と労働は2つのエンジンです。自分も働き、資産にも働いてもらう’共働き’が大切なんです

鵜尾氏はそう言いました。

2つのエンジン搭載どころか、底に2つも3つも穴があいた小舟に乗って少しずつ沈没していた身には、その言葉が重く胸に響きました。

タスケテ~

 

働きだしたら見通し明るく

それから私は、ライターの仕事を積極的に探しました。

知り合いを頼りに出版社をまわったり、クラウドで取ったライティングの仕事をこなしたり。

一方、鵜尾氏の投資仲間であるFP(ファイナンシャルプランナー)を紹介してもらい、家計を根本から見直してもらいました。

その結果、月々の固定費を見直すだけでかなりの出費が抑えられ、労働収入と相まって大きな投資余力が生まれました(関連記事は以下)。

豚の貯金箱にお札の写真
家計の見直しが投資生活に欠かせない理由|1級FPにライフプラン見直しを相談した件投資を始める前提として、家計の見直しは不可欠。1級ファイナンシャルプランナーにライフプラン見直しを相談したところ、住居費や通信費、サブスク代など月々の固定費の無駄が大幅に削減でき、労働収入に加えて投資余力が大幅にアップ。人生がプラス方向にがらりと転換するきっかけになった。...
いますぐ保険の見直しが必要なわけ|保険の無駄についてポイントを徹底解説人生の最大の出費の1つと言われる保険。その無駄な点について、ポイントとなる部分を徹底解説。なかなか見直しができない家計の大きな固定費だが、健康保険などわが国の手厚い社会保障制度で代替できることも多い。ライフステージに合わせた保険の見直しは投資のためにも不可欠だ。...

 

デイトレはきっぱりやめ、預金を積立天引きにまわし、株は中長期投資に切り替えました。おかげで日々の値動きに一喜一憂しなくなりモヤモヤしていた気持ちがすっと楽になりました。

収入と支出をきちんと把握することで急に見通しが開けた気がしましたね。

そんなこんなで、働き始めて数か月でウソのようにお金が回るようになりました。それまで逃げていっていたお金が、集まってくる感じ。あの感覚は不思議でしたね。

虎の子の預金をそれ以上崩すことなく、そこに母の遺産も加わって、まとまった金が手つかずで残ったのがまず大きかったです。このお金を元手に株式投資を始め、不動産投資も始めました。

この家賃収入と月々のライター収入から半ば強制的に株投資に回し、それが数年を経て実を結んできた感じです。

アベノミクス相場にも助けられましたので、自分の実力だけでは決してないですけど、家計の見直しは僕にとって人生逆転の大きな基礎になりました。

 

時間を味方につけること

わたしはこうして、ある程度の元手で投資が始められました。でも私より若い人たちの中には「そんな投資する金、どこにあるんだ!」と不満を口にするかもしれません。

師匠の鵜尾氏はこう言います。

1日1万円の仕事を週末2日間やれば月8万円、年に100万円くらいのお金ができます投資のお金はそうやって意識して作っていくものです」と。

これはまあ極端な例としても、現状で金がないなら嘆く前に自分でなんとかする、というのが氏の教えです。

彼自身も、貧しい家に育って苦学し、若いころはアルバイト生活でコツコツ資金をためて投資してきたのです。

大富豪たちがどれだけ苦労して月々の収入から預金・投資に回してきたかは以下の「大富豪に学ぶ蓄財術」を参考に。

piggy-bank
超お金持ちに学ぶ、お金持ちになる方法|大富豪の教えに学ぶ実践的蓄財術(1)安田善次郎超大金持ちとなった先人たちがどうお金をため、増やしたかを考えるシリーズ。1回目は安田財閥の祖、安田善次郎。貧しい丁稚から身をおこし、収入の中から毎月10分の1を貯蓄に回して投資で運用することで、一代で巨万の富を築きました。その成功の知恵を学びます。...
あっぱれ
超お金持ちに学ぶ、お金持ちになる方法|大富豪の教えに学ぶ実践的蓄財術(2)本多静六超大金持ちとなった先人たちがいかにお金をため、増やしていったかを考えるシリーズ。第2回目は大学教授にして山林王となった本多静六。月給4分の1天引き貯蓄、2割利食いの株式投資など、一代で巨万の富を築いたストイックかつ合理的な蓄財術を紹介します。...

 

若ければ若いほど残された時間が投資には大きな武器になります。資産形成で一番大事なのは、時間を味方につけることなのです。

 

資産をつくる大事な方程式があります。

資金 × 利回り × 時間

これです。これを頭に叩き込んでおく必要があります。

たとえ資金や利回りが小さくても、時間(年月)さえあれば複利で魔法のように資金を大きくできるという方程式です

このグラフをご覧ください。

これは月々3万円を年5%の利回りで20年間積み立てていったらどれだけお金が増えるのかをシミュレーションしたグラフです。

年5%はかなり控えめな運用利回りですが、それでも複利効果により、元本720万円、運用収益513万円(!)と大きくふくれあがり、合計で1233万円にもなっています。

これは何も若い人だけにあてはまることではありません。人生100年時代なのですから、たとえば今50歳の人は70歳、60歳の人は80歳を目指して投資を始めればいいのです。

 

早いとこ雪玉を転がせ!

元本にのみ利息がつくのが単利。これに対して、元本+利息の合計に利息がつくことを複利と言います。利息が利息を産み、翌年にはその利息と元利の合算にさらに利息がつくイメージです。

投資の世界ではこの複利を「雪玉(スノーボール)」にたとえます。

皆さんも子供の頃に雪だるまを作った経験があるかもしれません。しっかり芯をつくった雪玉を雪の上で長く転がすと、そこに雪がついてどんどん玉が大きくなっていく。あれです。

世界で最も尊敬を集める投資家ウォーレン・バフェット氏は「株式投資の真髄はスノーボール」と申しております。ご本人の自伝のタイトルもそのものズバリです。

 

天才物理学者アインシュタインがこの複利を

人類史上最大の発見!

と称したのは有名な話。それだけ顕著な数学的効用があるんですね、複利には。

ちなみにマーク・ティアー著『バフェットとソロス 勝利の投資学』(ダイヤモンド社)には、アインシュタインとともに、巨大財閥の当主ロスチャイルド男爵の言葉も紹介されています。

世界の七不思議が何かは知らないけど、八番目の不思議は知ってるよ。金利の複利効果だ

 

このすごい複利の雪玉パワーを最大限に引き出すのがほかならぬ時間です。

できた雪だるまを元手にさらに別の投資を始めてもいいし、稼ぎが増えたら投資額を増やしていくのでもいい。

もっと利回りのいい案件に投資すれば、雪だるまはさらに巨大になっていきます。

投資は早く始めれば始めるほど有利というのはこのことです。

 

ちなみに師匠の鵜尾氏はこの方程式についてこう語っています。

「本当は、資金 × 利回り × 時間 × 知識 です。知識を深めることでさらに雪だるまを大きくできます。知識0なら結果も0です。自分で判断できず、だまされて終わりです。しかし日々投資の勉強を続けていくことで、資産は掛け算効果で大きく増えていきます

 

 

私は不幸にも、こうした教えを受ける前に自己流でデイトレを始めてしまい、大失敗しました。

それは、短気で結果を求めるギャンブル的な思考でしかなく、時間を使って長期で資産をつくっていくという目線がなかったせいです。

たった1年でわたしは退職金をほぼすべて失いましたが、もっと大きかったのは、時間を1年分失ったことだと後になって気づきました。

 

働いて、勉強して、時間を味方につけること!

 

投資はそこからが第一歩です。悠長なように見えて、実はそれが68歳までの労働からいちはやく抜け出す早道なのだと私は確信しています。

 

そろそろはたらくか、、、

 

資産を築く大事な方程式とは

◎労働をして投資余力を捻出すべし

◎人類最大の発見「複利」を生かすのは「時間」

◎方程式は 資金 × 利回り × 時間 × 知識

 

おすすめの投資本記事はこちら↓↓↓

投資本 本棚
2020年最新版|700冊から厳選!絶対はずせない投資本の名著20選(初心者から上級者までおすすめ)投資本マニアの僕が700冊以上読んだ本の中で、投資家なら絶対はずせない名著20冊を厳選して紹介するセレクション2020年最新版。古典的バイブルから新しめの指南書まで、ステップに応じて読めるようご紹介。読めば投資レベルが確実にアップします!...

投資知識を増やすおすすめのオンライン投資スクールランキング↓↓↓

ランキング
最新|投資の学校ランキング 評判のスクールに自腹で入会した感想、口コミ元経済記者が総額100万円以上自腹を切って入会した投資の学校(オンライン講座)。これまでブログ内で紹介してきたスクールをランキング形式にし、その内容と感想、実力、評判、口コミをまとめました。実際にお金をかけているだけに、可能な限り率直に、かつシビアに評価をしています。...

人生が変わる!無料オンライン投資講座はこちら↓↓↓

投資の達人

投資セミナーマニアの僕が一番受けてよかったと思った無料投資セミナーです。これ視聴してから投資成績が飛躍的に上がりました。ここで学んだ基本を押さえるだけで生涯資産のケタが変わってくるはずです。

 

 

 

 

関連記事