Contents
あいさつがわりの質問
いきなりですが、皆さんに質問です。
新聞やテレビの報道記者には毎日おいしい情報がバンバン入って、裏で投資でめちゃくちゃもうけている。⭕️か❌か。

答えは、前半は⭕️、後半は❌。
肩透かしでしたか?「なんだそりゃ?」と思われた方も多いと思います。ひとつひとつ解説していきましょう。
でもその前に、簡単に自己紹介させてください。
ぐれあむ勉(べん)と申します
タイトルにある通り、元経済記者です。全国紙の新聞社に約20年勤め、2013年に独立。現在はフリーライター兼投資家という立場です。
たまに頼まれて投資相談にものっていますが、無報酬なので仕事ではありませんね。
投資歴は新聞社を退社してからの約6年。
最初の1年でボロ負けし、退職金を全部無くした後、残り5年で復活を遂げ、最近、いわゆる億投資家の仲間入りを果たしました。
そんな私が一大決心し、投資の勉強ブログを始めることにしました。
私が記者時代を通じ、あるいは実際に投資を始めてから学び、経験してきたことを書いていき、読者の皆さんの投資判断に役立てるようなブログにしたいと思っています。

経済記者の経験が投資に役立つかというとまったくそんなことはありません。
でも、見聞きしたことをだれにでもわかりやすく伝えるということには多少なりとも自信があります。その力をブログに生かせればと願っています。
新聞記者というお仕事
さて、新聞記者について。皆さんは何を知りたいですか?そもそも記者とは何なんでしょうね。私が思うに、
世の中にあふれている生の情報を選別し、埋もれていたら掘り出し、事実(と思える話)を材料に記事を書いて、新聞にのせて第三者に届ける職業
といったところでしょうか。

殺人事件が発生したら、加害者や被害者の周辺、警察に話を聞いてまわり、事件の真相と背景を記事にする。
企業の不正が発覚したら、経緯や原因を探り、最終的には監督官庁や経営トップに真偽を確かめて是非を世に問う。
省庁が新しい政策を準備していると聞きつけたら、官庁の責任者や関係閣僚に直撃取材し、全容をつかんでからスクープする。
ちなみに記者は、表に出にくい情報を夜討ち朝駆け(ようちあさがけ)で取材します。
スクープを取りたい相手、または聞いた情報の裏を取りたい(=確認したい)相手の家、あるいはいそうな場所に夜遅く、または朝早くに出かけて行って突撃取材すること。職場などでは話しにくいことを聞き出すときの記者の常套手段。当然、取材先の情報は絶対秘匿するのが記者の責務。
要するに職場にいたら話せないことを聞き出すための記者の基本ワークです。

取材対象は異なっても、いずれも必ず一次情報(又聞きなどではない当事者の生の情報)に接して書くことが大事。記者はそのために日夜、走り回っていると言っても過言ではありません。
逆にこの過程をすっとばして、ネットや本や他の紙誌に誰かが書いた二次・三次情報だけを見て書いたものは、記者の仕事とは呼べません。
新聞などという旧態依然としたメディアに存在意義があるとすれば、おそらくここなんではないですかね。
記者の仕事はおいしいか
最初の質問の回答に戻りましょう。報道記者はおいしい情報をたくさん聞き、投資などでごっそり儲けているのか否か。
仕事柄、新聞記者は必然的にまだ世に出ていない情報をたくさん知り得ます。むしろそれが仕事だと思ってください。
その中には当事者しか知り得ない、いわゆるインサイダー情報もたくさんあります。政治家から、官僚から、企業や経営者から、直接聞き出した情報です。
「これナイショね」「うんうん」

それと、解禁付き発表資料が毎日のように配られます。
解禁付きとは、発表していい日時のこと。新聞なら、当日の夕刊か翌日の朝刊か。テレビなら夜の9時以降、はたまた翌朝6時のニュース以降、など。
記者はもちろん、この情報を発表したら関連株が上がるか下がるか、為替がどう動くか、だいたいわかります。なので、発表前に売買をしたら当然儲かることも知っています。でも、
そういうことは絶対にやりません!
家族や恋人や友人にも教えたりしません。
なぜか。
記者はモラルを厳しく問われる仕事です。仕事で知り得た情報で不正を働いたり、それを事前に外部に漏らすことは会社の規約で厳しく禁じられています。
最近は株の売買自体を禁じ、誓約書を書かせる新聞社が普通になっているようです。
禁を破ったら厳罰。インサイダー取引など発覚したら即懲戒解雇です。
あんぎゃああああ/

最近あまり耳にしなくなりましたが、新聞社も記者も、社会の木鐸(ぼくたく=世の人を教え導く者)と呼ばれ、記者本人にも人一倍強いモラルが求められます。
何かやらかしたら普通の人以上に叩かれますし、たとえ軽犯罪だろうとライバル社にここぞとばかり書き立てられます。
それ以前の問題として、忙しくて投資など考える余裕がありません。
若いうちからそこそこ収入もあるため、お金に執着心のない無頓着な人間が多かったように思います。
昔のゆるかった時代のことは知りませんが、今はそれでなくてもコンプライアンスでがちがちに記者のモラルが固められています(身動き取れないほど)。
つまり、美味しい情報はいくらでも入ってくるけど、わずかな小遣い銭ほしさに懲戒解雇の危険を冒すバカはいない。
これが最初の質問の答えの意味です。
投資をはじめてみたけれど…
では、お金に無頓着だった私が投資を始めたのはいつ、何がきっかけだったでしょうか。
それは、新聞社をやめてわずかばかりの退職金が入ったときでした。
うひょー

サラリーマンから個人事業主(フリーライター)となり、これからどうするか、年齢的にも老後のことが頭をよぎるようになり、手に入ったお金の運用を考えるようになったのです。
しかし、、、
実は私の頭の中には、「資産運用」という感覚も、堅実にお金を増やしていこうという発想も皆無でした。
その代わりに、それまで固く禁じられていた株式投資なるものをやってみたい!そんな欲望だけがふつふつと湧き上がっていました。
悪いことに私は生来のギャンブル好き。そこで、出した結論が、
でした。
頭の中は毎日がギャンブルだ!きゃっほーい!という感じでしたね。

しかし、これが悪夢の始まりだったのです。
ギャンブル好きがちまちま堅い本命サイドに賭けるはずがありません。
狙うは万馬券‼︎
ハイリスク・ハイリターンこそ男のロマン!虎穴に入らずんば虎子を得ず!という感じでいろんな勝負に挑みました。
そして、ことごとく敗れたのでした。
すっからかん。

そりゃ、たまには勝つこともありました。
でもそんなときは気が大きくなって、後輩連れてうまいもの食ったり豪遊したり、奮発して大名旅行してみたり。
多くのギャンブル同様、あぶく銭は身に付きませんね。
私は本を読むのが好きで、勉強も嫌いではありません。本屋に並ぶ話題の投資本は片っ端から読みました。
チャートの見方も一通り覚え、デイトレのイロハは身につけたのではないかと思います。
『ゾーン』とか『デイトレーダー』を読んで、値動きに動じない強い心も養いました(たぶん)。

それでも負け続けたのです。
ちょうど第二次安倍内閣が始まり、日経平均株価が右肩上がりになってきた頃でしたが、私はひとり、まんまとザラ場に巣食う魑魅魍魎(ちみもうりょう)の餌食になっていたのです(養分ともいう)。
くっちゃうぜ


負けがこむほど熱くなるのがギャンブラーのダメなところ。
その後、一発逆転を狙ってFXや難易度の高い先物にも手を出し、順調に(?)傷口を広げていきます。
気がつくと退職金は跡形もなく消え去り、記者時代に貯めた預金を切り崩す赤字生活へと突入しておりました。

後になって振り返ると、私は知らず知らずのうちに投資初心者が陥りがちな失敗、絶対やってはいけない禁じ手を、見事に繰り返していたようです。
この失敗投資については後日、改めて語りたいと思っています。これから株式投資をされようという方の反面教師にして欲しいという願いも込めて。
投資家 鵜尾氏との出会い
そんな私が本当の投資、正しい意味での資産運用に目覚めたのは、ある会社経営者との出会いがきっかけでした。
その方を鵜尾 廉(うお・れん)氏と呼ぶことにします(笑)。
鵜尾氏は国内と海外でいくつもの会社を経営する若き実業家です。私はその中の1社の事業を取材していて、彼と知り合いました。
インタビューを通し、鵜尾氏が貧しい家庭に育ったこと、10代から投資を始めたこと、そして20代にはすでに数億円の資産を築いていたことなどを知りました。

事業を始めたのはその後からなので、数億円は純粋に投資だけで増やした資産です。
それを聞いて、私は思い切って自分の投資失敗談をしました。すると鵜尾氏は、
「勉さんがやっているのは投資じゃなく投機です」
とおっしゃいました。当時の私は、その2つの違いがよくわかっておらず、
んー、なんか違うの?

という顔をしていたと思います。
「私も若い頃に手を出して痛い目にあったので、今は一切やっていません」と鵜尾氏。
「株価や為替が上がるか下がるかなんて、神でもなければわかりませんから」
そして鵜尾さんはこう尋ねてきました。
「勉さん、そもそも資産運用の『資産』とはなんだと思いますか?」
そんなことを考えたこともない私はふたたび面食らいました。
「そこを考えないと、運用で増やすことなどとてもできません」
長くなるので、この続きは別の記事に書いていきます。
私はその日、鵜尾氏から投資についてちょっと話を聞いただけで、目からウロコがボロボロ落ちました。
そしてすっかり心酔し、別れぎわにいきなり
「私を弟子にしてください」
キラリ

……とは言いませんでしたが、そんな気持ちで
「私にぜひ投資を教えてください」
とお願いしていました。
それから、鵜尾氏との付き合いが始まりました。
とても忙しい方でしたが、時間のあるときに直接話を聞いてもらったり、鵜尾氏の主宰する勉強会に参加したり。
投資仲間も大勢いて、彼らにも刺激をいっぱい受けました。
その中にはFP(ファイナンシャルプランナー)やファンドマネージャー、不動産鑑定士なんかもいて、私の知らないお金の世界をいろいろと教えてもらうことができました。
そこで勉強したことを実践するうちに、自然と投資に回せるお金ができ、それがうまく投資で回せるようになり、気がつくとお金が増えてたという感じです。
決していっぺんにドカンと増えたわけじゃないですよ。間違ったものに投資しないということを心掛けただけです。

今の資産は、株だけで7千万円超、その他、不動産、投信、現金を合わせてちょうど1億2000万円というところです。
私の年齢では決して自慢できる数字ではありませんが、わずかな蓄えとフリーの収入から7年余りで築いた資産としては悪くない成績と思います。
絶版にならない投資本を読め !
この何年かの間に、何度か鵜尾氏に投資本を出しませんかと提案しました。
「執筆や構成は私がしますし、出版社にいる知り合いに企画も持ち込めます。なるべくお手を煩(わずら)わせないようにしますから」と。
しかし、私がその話をするたびに、鵜尾氏は
「投資本を出すことに興味がありません」
と断ってきました。
「本屋に並んでいる投資本の大半は読む時間の無駄です。どの本も投資の本質から離れたものばかり。私はある時からバカバカしくなってこうした本を読むのをやめました」
鵜尾氏はそう言い切りました。

「では、そういう本質を語る本を書けばいいのでは?」と尋ねると、
「そういう本はすでにあります。次から次に出る本など読まず、この数十年の間、絶版にならずに読み継がれてきた本を読めばいいんです」と。
なんとなくわかっていたので、それ以上は何も言えなくなりました。
まずはブログで肩ならし
そんな私を見て、鵜尾氏は「いっそのこと、勉さんがお書きになったらどうです?」と言いました。
「いやいやいや」と私は即座に否定しました。師匠を差し置いて自分が本を出すなんておこがましいにもほどがあるので。
でも最近になり、「鵜尾氏の教えをベースにすれば書けないこともないな」と思えるようになってきました。
ただ、いきなり本を書くとなると荷が重いし、途中で挫折しそう、、、。
そこで、「まずはブログで肩ならししてみてはどうだろう」と考えました。われながら名案です。

実を言うと、フリーになったころから、ずっとブログに挑戦してみたいという気持ちがありました。記者時代にこうした個人SNSが禁じられていた反動かもしれません。
でもそれよりなにより、現役の新聞記者は引退してもやはり書くことが好きなんですね、私。
Webライティング集客にも興味があったので、「どうせやるなら徹底的にやろう」と急にやる気が出てきました。それが2019年春ごろの話。

そこからブログ作りを猛勉強し、汗かきベソかき、結局めんどくさい設定などはほとんど友達にしてもらって、やっとここまでこぎつけました。
夢は投資本の出版!
そんなわけなので、ブログでは鵜尾氏から学んだ投資哲学をはじめ、日々のニュースへの感想、おすすめの投資本の紹介、何から投資の勉強を始めるべきか、さらには銘柄分析や実際の株式トレードの報告なども載せていこうと考えています。
また、おいおい記者時代の思い出話とか、20年の間に身に着けたライティングテクニックなんかも書いていけたらと思います。
そして最終目標は、
いつかこのブログを通して学んだことをまとめて出版すること。
『元経済記者のハッピー投資ライフ』(鵜尾廉監修、ぐれあむ勉著、Toushiman Publishing刊)←ここにAmazonアフィリエイト(笑)
これですねえ。
まあそれが夢に終わっても、自分が投資について勉強してきたことを整理して記録することにもなるし、誰かに発信する欲望も満たされます。

さてさて、あいさつが長くなりました。ついつい書きすぎてしまうのが私の悪いクセ。
本日は初心者の拙いページを最後まで読んでくださってありがとうございます。
ブログを始めるにあたり、私なりの所感と展望を語ってみました。
これから末永くお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いします。
ま、のんびりいこう

おすすめ投資本を知りたい方はこちら↓↓↓

投資知識を増やすおすすめのオンライン投資スクールランキング↓↓↓

人生が変わる!無料オンライン投資講座はこちら↓↓↓
【実際の投資成功者が教えてくれる、生涯資産に差が出るセミナー】

累計50,000人超が受講、講義数・生徒数など4冠日本一達成の投資スクールが主催するオンラインセミナーです。投資初心者が最初に知っておくべき内容がてんこ盛りで、この講座で学べる「投資の王道」を最初に身につけることで生涯資産のケタが変わってくると思います。僕の投資資産億超えの原動力にもなりました。公式案内は下記から↓↓↓