今日から数回に分けて、僕が実際に自腹を切って入会した投資スクールを紹介していこうと思います。
記念すべき第1回目は、僕が最初に入会したアクションラーニングという株の学校です。
公認会計士の日根野健さん(ひねけんさん)を代表にした京都の会社で、ファンダメンタルズ(企業会計・財務)分析を基本にした優良な投資先探索と長期投資を教えるスクールです。
派手な広告などは一切していない地味なところですが、企業会計のイロハなどを安く学べる優良スクールと思います。
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目次
「アクションラーニング」の中身と実力
「アクションラーニング」は、京都のアクションラーニングという会社が運営している個人投資家向けの投資の学校です。ホームページはこちら。
会員向けの企業情報ページ「バリュートレンド」を中核に、オンラインセミナーなどを定期的に開いて動画をアップしている、という感じです。
以下はバリュートレンドのログイン後の画面。
★取扱注意・画像の著作権はアクションラーニングに帰属します(以下同じ)。
バリュートレンドという名前からわかる通り、「バリュー(価値)」のある銘柄を長期で投資するというスタンスです。投資の神様バフェットさんと一緒ですね。
取り扱い説明欄にこうあります。
アクションラーニングは、良い企業を割安価格で購入し、長期保有する、というスタンスです! 保有期間は 5 年以上の長期を想定しています。5年後も成長している、業績が伸びている会社を狙います。
なので、動画の講座も、企業の現在価値を考える銘柄研究に重きを置いているようです。
サービス内容はこんな感じ。
日本企業と米国企業の銘柄研究のほか、会社訪問もして詳細なレポートがついている企業研究もあります。
また、今の株価が「割安」なのか「割高」なのかも出ているので、売買判断の目安にもなります。
社長インタビューで企業トップの人となりが見える
ちゃんとしているなあと思うのは、企業紹介の社長インタビュー。
MXTVの『東京マーケットワイド』を見ていると、新規上場した会社の社長が出てきて自社事業の説明をするコーナーがありますね。ああいうイメージです。
僕も駆け出し記者のころはミクロ取材(産業取材)をしていましたが、社長にインタビューしたり、一社一社の技術力とか商品開発の現場を見るのはとても好きでした。
地方の中小企業のトップはふだんあまりマスコミなどでも見る機会が少ないので、人となりを知るのにはありがたいコーナーです。
画面はこんな感じ。
また、銘柄名や企業コードを入力すると、その企業の紹介ページや動画にいけるので、気になる銘柄を調べるのに便利です。
会社四季報に書いてあることが多いですが、四季報より文字が大きくてカラフルで見やすいし、大事な部分をピックアップしてくれている感じもいいです。
業界研究と企業比較が秀逸
あと僕がいいなあと思うのは、業界の研究です。
「パン・菓子」「漁業・水産」「住宅設備」「アパレル」等々、けっこうニッチな業界に至るまで、そのトレンドや売れ筋、そこに属する企業の業績などを比較して学べます。
これは個別投資をするときにも重要な視点と思いますし、そこの株を買う気がなくてもとても勉強になります。
それと、同業他社の業績などが一緒に比較できるシステムもいいですね。このシステムは秀逸かもしれません。
たとえばセブン&アイHDとローソンとファミリーマートを入れると、それぞれの売上高、経常利益率、自己資本比率、ROEなどが一目で比べられます。
新聞などではたまに目にすることもありますが、ビジュアルで見られるのは重宝します。
はんなり講義とゆるい更新頻度
動画で講義をしたり社長インタビューを行っているのは、アクションラーニング代表である日根野健さん、通称ひねけんさんというお方。
この方は公認会計士でもあるそうで、各企業のファンダメンタルズ研究に力が入っているのもうなずけます。
下は日根野さんのあいさつ(「アクションラーニング」ホームページより)
おそらく京都の方と思いますが、はんなりとした関西弁でとても親しみやすいです。
各動画の収録を会員参加型でやっていて、随所で「ここの業界持っている人いる?」「なに持ってる?」など日根野さんが質問し、会員が文字入力でそれにこたえるという対話形式で進みます。
僕はこの視聴者参加型ってやつがあんまり好きではないので、のんびりした関西弁とあいまって、ちょっとイライラして「雑談はいいからはよ先進め!」と思ってしまいます。
このあたりは意見が別れるところでしょうね。楽しくわいわいやっている感じが好きな方にはいいのかもしれません。
あとは、更新頻度がやや遅いのが不満といえば不満ですかね。
個別企業の研究も含め、ちょっと時間がたつとトレンド変わって、オンライン講座が役に立たなくなってしまうのでは?といらぬお節介を焼きたくなります。
まあ、長期投資を基本とするスタンスなので、そんなにコロコロ業態を変えるような企業は紹介しないだろうと思いますけどね。
YouTubeが主戦場に?
会員サイトの更新があまりに遅いと思っていたら、最近はYouTubeが主戦場になっているフシがありますね。
代表の日根野健さんが「ひねけんの株式投資ニュース解説」として、企業分析動画を定期的に発表されています。
会員サイトのコンテンツの更新頻度がネックで、ちょっと集客に手詰まっている感じも見え隠れします。
でも、この代表の日根野さんの分析はとてもわかりやすく、関西弁(京都弁?)にも親しみがもてます。
最新の武田薬品工業の動画(2021年8月アップ)では、数字上は好決算なのになぜ株価が上がらないのかを公認会計士らしく分析しています。
売り上げと利益が爆増したのは、事業の売却があって一時的な数字だからという内容。これを除くとそうでもないよ、それより「パテントクリフ」がやばいから早く次の「ブロックバスター」がほしいと分析しています。
時間がなくて決算短信を読み込めない人にはこうした分析はありがたいです。
感想まとめ 長期で投資先を考えていく人向き
会員サイトのコンテンツの更新や充実度は僕のような人間にはちょっと不満もありますが、忙しい会社員の方などにはこれくらいのペースがちょうどいいのかもしれません。
どっしりと腰を据えて長期で投資先を考えていく人向きだと思います。
料金は僕が入会した当時はベーシック+米国株コースが月5,200円、年60,000円でした。これを高いとみるか安いと見るか。
企業分析などはバランスシートの読み方を少しかじればある程度できるようになりますから、自分でやれる人はいらないっちゃあいらないんですかね。
これ以外に月1,200円のライトコースもあります。使えるサービスが制限されますが、こちらからお試しするのもいいかもしれません。
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オンライン投資スクール「バリュートレンド」の紹介と感想いかがでしたでしょうか。
これから投資をしていく人も、もう始めている人も、金融リテラシーを高めていくことはとても大事です。
つまらない株に投資したり、ぼったくり投信や保険の詐欺にだまされて大損し続ける人生を送らないためにも、スクールに入ってじゃんじゃん投資の知識を広げ、優良な投資先を探していきましょう。
- 京都の投資関係企業が運営。代表は会計士。
- 個別企業の分析に強み
- 社長インタビュー、企業訪問もある
- 業界分析、企業比較は秀逸
- 人によっては動画内容や更新頻度がゆるく感じるかも
- 代表のひねけんさん、YouTube進出!
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