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2020最新版|会社四季報のおすすめ参考書ランキング3冊|投資初心者からベテランまで見方・読み方が学べる本

ぐれあむ勉
ぐれあむ勉
こんにちは、ぐれあむです!今日も投資の勉強していきましょう
ダウの犬
ダウの犬
眠くて無理

 

前回記事で会社四季報のごくごくベーシックな読み方、値上がり株の超簡単な見つけ方を書きました。記事は以下↓↓↓

四季報読み方
【テンバガーなんていらない】初心者でも超簡単!四季報でお宝銘柄(値上がり株)を見つける見方・読み方・探し方会社四季報で初心者でも超簡単にお宝銘柄を見つける方法を伝授。余計な文字情報や業績数字を読み込む必要もなく、値上がり株を見つけ出す方法です。「テンバガーの条件」も併せて書きつつ、そんな非現実的な銘柄を探すよりダブルバガーの乗り換えをおすすめします。...

 

投資初心者が四季報を活用するきっかけになればと思って書いた記事ですが、いろいろと反響をいただき、多少なりとも需要があったのかなあと手ごたえを感じています。

とはいえ、本当はもっと多面的な活用方法や見方があるのに、四季報のすごさや真の活用方法を伝えきれていなかったという忸怩(じくじ)たる思いも残っていました。

そこで、今回は2020年秋号発売にあわせ、もっと四季報を深く読み込む方法や注目ポイントなど、僕の独断的な活用術では伝えきれなかった基本的な読み方やお宝銘柄発見方法などが書かれた、とっても参考になる3冊の本をランキング形式で紹介していこうと思います。

まだ四季報ネタやるんかい!
やらいでか!

 

それではさっそく3位からいってみよう!

第3位
『得する株を探せ!会社四季報公式ガイドブック』
四季報公式ガイドブック
総合評価
著者・出版社・出版年月 会社四季報編集部編(東洋経済新報社) 2020年7月
概要 80年の歴史のある四季報編集部唯一の公式ガイドブック
おすすめポイント 初心者から上級者まで学べ、活用できるヒントが満載

 

見ての通り、会社四季報を発行する東洋経済新報社、その編集部による唯一の公式ガイドです。最初手に取る前は「どうせブロック別に総花的に解説してるんでしょ」と思いましたが、この本は初心者からベテランまで興味を持ってもらえるよう、見出しも含めてとても工夫していて手間がかかっている印象です。

たとえば、前回の初心者におすすめ四季報活用法の記事でも書いたように、「業績欄チェック」が第1章で書かれている一方、「損益計算書のツボ」「自己資本比率と資金繰り」「ROE・ROAで経営効率を測る」など、後半にいくほど業績や数字の見方が本格的になっています。

前半でも、年に4回発売される四季報の各号の違いと役割とか、会社の「特色」欄が毎号変化しているとか、何年も使っている投資家でも実は知らないようなことを教えてくれています。

あと、最終章の「お宝発掘の実践テクニック」も四季報の意外な見方がわかっておもしろいです。

たとえば「狙い目は地方発祥のオーナー企業」としてファーストリテイリング(山口)やニトリ(北海道)の例を紹介したり、「株価上昇を察知する『へー』と『あれっ』」では、従業員の年収変化から大化け株となった北の達人コーポレーションの例などを紹介しています。

新興の成長企業で重要となる「PSR(株価売上高倍率)」の説明があったので、はて四季報にPSRの記述あったかな、と思って探したけど肝心の四季報本体にはありませんでした。役に立たない「PBR(株価純資産倍率)」とか「最低投資額」(株価の100倍に決まっとる)とかいらないんで、まだ赤字の成長企業なんかはPSR載せてもらえませんかね。

とはいえ、全体を通読すれば、四季報を隅から隅まで読み込めるようになっていること請け合いの参考書であることは間違いありません。

公式だけに信頼性は十分です
しんらいせいや!

 

第2位
『株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書』
ファンダメンタルズの教科書
総合評価
著者・出版社・出版年月 足立武志著(ダイヤモンド社) 初版2019年1月/改訂2020年7月
概要 公認会計士が読み方を伝授したベストセラーの「教科書」
おすすめポイント きちんと投資家目線で業績数値の正しい見方を教えてくれる

 

著者の足立氏は公認会計士兼個人投資家で、この本と『株価チャートの教科書』の2冊がベストセラーとなり、最近投資関連の記事などでよく名前をお見かけするようになった方です。

この本で四季報について語っているのは「第1章 情報満載!会社四季報を使い倒せ!」のところ。

会計士の「教科書」らしく、四季報の各項目の詳細な紹介は省きつつ、業績の数値の見方を具体的に教えてくれています。

たとえば「成長株の特徴」という図解では、四季報ページを実際に載せて見るべき欄を強調しながら、「売上高、経常利益とも過去3年以上増加+当期と来期も増加予想」の銘柄が成長株だと解説しています。

「前号との見比べ方」とか「過去10年の業績の推移を見よう」など、わりと面倒なことを要求してきますので、初心者にはやや難易度高めかもしれません。

あと、著者の見つけた「会社四季報の裏ワザ」の項目も面白いです。「株主構成」からオーナー企業を見分けたり、「他の上場企業の子会社」である場合の注意点、さらに外国人投資家や投信の持株比率に注目して、その数値がすでに高い株は買わない方がいいという理由などが出ています。

このあたり、単なる会計士の視点だけでなく、投資家としての視点が入っているのがこの本の優れたところです。

どうせなら上がる株おせーて
そういう考えではダメ!

 

第1位
『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』
四季報の達人が教える
総合点
著者・出版社・出版年月 渡辺清二著(東洋経済新報社) 2018年6月
概要 四季報読みの達人が値上がり株を探すポイントを解説
おすすめポイント 証券会社での経験から培った値上がり株発見の極意が満載

 

栄えある第1位はこれ。著者は前記事でも紹介した、複眼経済塾代表(塾長)の渡辺清二氏です。

20年以上80冊超の四季報を全ページ読破している変人達人ですね。くわしい紹介は以下の複眼経済塾入学体験記事でどうぞ。

ダウジョーンズ
「複眼経済塾」に自腹で入会してみた|評判の投資スクールの感想と口コミ(3)自腹で投資スクール(オンライン講座)に入会し、実力や評判、感想などを語るシリーズの第3弾。『会社四季報』の達人として知られる渡辺清二氏とトルコ人アナリストのエミン・ユルマズ氏が経営する「複眼経済塾」をご紹介。コンテンツはわりと充実していますが、人気のためただいま新規募集停止中。...

 

前の2冊より少し前の出版になりますが、発行から2年でもう7刷と版を重ねていることから、人気のほどがうかがえます。何より四季報を出している東洋経済新報社から出版されているのですから、信頼感は抜群です。

お墨付きをもらっているみたいなものです!
へえ

 

この本のすごいところは、やはり80冊を読み込んできて上がる株・下がる株・復活する株の特徴を見てきた長年培った勘、毎号見てきてトレンドの変化などを敏感に察知する「気づき」の能力、それらを機関投資家などに助言してきたプロのアナリストとしての経験から、自信をもって有望株の見つけ方や数字を断言してくれているところでしょう。

渡辺氏が注意してみている気づきのポイントは、

  1. 世の中や会社が大きく変化し、転換するようなコメント
  2. 突然伸び出す売上高などの業績
  3. チャートの転換

の3つ。ただ漫然と読むのではなく、この3点を念頭において読むだけで必ず「なんだこれ!」「エッ!」と思う銘柄にぶつかる。これが自分だけのお宝銘柄発掘につながるという。

10倍株を見つけ出すポイントは大きく分けて以下の4つだという。

  1. 増収率が高い。4年で売上高2倍、年20%以上の増収率継続
  2. 稼ぐ力を示す営業利益率10%以上(平均は約7%)
  3. オーナー経営者で筆頭株主
  4. 上場5年以内

このほか、随所で強気の断言をしているのも面白いところ。

たとえば「PSR・PER・PBRの高さは気にしなくてもいい」なんて、株の教科書とは真逆のことを言っていたり。

長年にわたり低PER=割安株のスクリーニングをして銘柄探しをしてきたが、これがもっともあてにならない。23年間の証券マン人生で最も失敗した事例であり、この指標を「今、わたしは100%否定している」と書いています。

この指標は一方で人々の「期待値」であり、その高さが高いほど逆に上がりやすい。そして株価が上がるのに何より必要なのは、「カタリスト(上がるきっかけ)」があるかどうかだ、と渡辺氏は断言しています。

これ以上書くと怒られそうなのでやめときますが(笑)、本書は日本市場のファンダメンタル投資を目指す人にとって本当に貴重な考え方や提言が満載だと思います。

渡辺氏はほかに、『「会社四季報」最強のウラ読み術』(フォレスト出版)という本も出しておられます。ブロック別の読み方や個別企業の情報などが出ています。これも役に立つと思うので、あわせて読んでもいいかもしれません。

 

でも、どちらか1冊となると断然赤本の方がおすすめですけどね。

 

番外編
『会社四季報プロ500』
四季報プロ500
総合評価
著者・出版社・出版年月 会社四季報プロ編集部編(東洋経済新報社) 季刊
概要 四季報の発売に合わせて季刊で発行されるビジュアルムック
おすすめポイント 人気テーマや好業績株を最初から500銘柄に絞ってくれている

 

最後に、四季報の参考書というか、四季報銘柄選びの強力な助っ人となるこのムックも紹介しておきましょう。

書店で四季報を購入している方なら毎度目が付くのでご存じでしょうが、プロが厳選した500銘柄を、カラーのビジュアルデータ満載で紹介したムック(雑誌のような本)です。

毎回旬のテーマが何かを探り、その主役となる銘柄を教えてくれたり、PER、PBR、高配当利回り、高ROE、営業増益率などの指標別にランキングにしてくれていたりと、痒いところに手が届く内容で人気です。

最新の夏号で取り上げている注目テーマは、「テレワーク」「オンライン診療」「人工呼吸器」「巣ごもり」「全固体電池」「再生医療」「5G」「Iot」「EUV」「キャッシュレス」「ESG」です。

四季報プロ500 2020秋号

年間を通して旬のテーマであったり、そのつど新しいテーマを取り上げ、業界の動向や銘柄分析をしてくれています。

四季報がある意味、無味乾燥で生のデータを提供している「銘柄辞典」だとすれば、これは銘柄選定のプロが上場企業約3800社をより分けて分類して色付けしてくれている「図鑑」という感じでしょうか。

テーマや業界の分析紹介のほか、いろんな条件で選別された個別株の情報がチャートをはじめとても見やすいビジュアルでまとめらていて、本当に重宝します。中身はこんな感じ。

会社四季報プロ500中身

 

まあすでに人気のある企業やテーマであることが多いですが、トレンドを知るという意味ではとても勉強になります。

通読もしますが、僕は四季報で見つけた株をこのプロ500でチェックするために買っています。ここで業界分析や記者の目などのコラムを読んで、購入に自信を深めることもしばしば。

四季報をどうやって読んだらいいのかわからないと思ったら、これを参考に銘柄の見方を学ぶのもいいと思いますよ。

それでも500、、、

 

 

さて、四季報参考書ランキングおすすめの3冊、いかがだったでしょうか。

いろいろ組み合わせて少しずつ四季報の読み方を深化させていってみてください。いろいろ発見がありますよ!

本日はこれまで!
あー眠かった。四季報まくらにして寝よ

 

会社四季報の参考書おすすめ3冊
  • 第1位 『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』
  • 第2位 『ファンダメンタル投資の教科書』
  • 第3位 『会社四季報公式ガイドブック』
  • 番 外 『会社四季報プロ500』

 

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