お金の学校GFSは、生徒数・講義数・講師数の3部門で日本No.1(東京商工リサーチ調べ・2025年12月調査)のオンライン投資スクールです。生徒数は2026年8月時点で8万人を突破しました。
ただ、「講義数が多い」と言われても、中で何を、誰から、どんな順番で学ぶのかは外からは見えにくいものです。
僕ぐれあむは元経済記者で、これまで28校の投資スクールに自腹で入会したりセミナーを受けたりして中身を確かめてきました。お金の学校GFSには開校間もない2019年に入学し、今も在籍しています。
この記事では、その立場からお金の学校GFSの講義と講師の中身に絞って解説します。
- GFSの講義の構成(必修講義→実践的な講義)
- 主要講師の顔ぶれと、記者目線での評価
- ライブ講義とゼミで何をするのか
- ほかのスクールの講義と比べた特徴
目次
お金の学校GFSの講義は「必修講義→実践的な講義」の2段階
GFSの講義は、大きく2段階に分かれています。まず必修講義で土台を作り、そのあと実践的な講義へ進む流れです。1講義は約15分から。オンラインでいつでも見放題です。
28校を見てきて思うのは、講義数より「順番」が決まっているかどうかが大事だということ。単発の講義をいくら集めても、どれから見ればいいか分からなければ身につきません。
必修講義:基礎と目標設定から始める
必修講義では、まず投資の基礎を押さえて「目標の設定」を行い、そのあと投資信託や株式の仕組みを学びます。公式サイトに載っている主な内容はこうです。
- 資産運用の考え方から証券口座の比較まで
- NISA制度の内容から投資信託の運用手法まで
- 投資信託のポートフォリオからリターンの確認方法まで
- 株式投資の基本から注文方法まで
講義を見たあとには成長テストがあり、理解できたかをその場で確かめられます。公式サイトで公開されている体験講義「9割が知らない株価が上昇する理由」では、株価とは何を表しているのか、テクニカル分析は何を基にした分析か、といった問題が出ていました。必修講義の目安は15〜30日です。
実践的な講義:8つの編で投資手法から経済まで
必修講義を終えると、実践的な講義に進みます。分かれ方は次の8つです。
- テクニカル分析編
- ファンダメンタルズ分析編
- 全体相場編
- 実践編
- 応用編
- 金融史編
- 経済基礎編
- 経済学編
株式・投資信託・債券のほか、不動産・保険・経済・金融・歴史といった、お金にまつわる幅広い分野の講義もそろっています。戦略に合わせてまとめて学べる実践コースもあります。
記者として評価したいのは、金融史編と経済学編があることです。過去の暴落の歴史や、なぜ相場が動くのかを知らないままでは、相場が荒れたときに判断を誤ります。投資手法だけで終わらないのが、GFSの講義の特徴だと思います。
お金の学校GFSの講師|60名以上の現役投資家と専門家
GFSには60名以上の講師が在籍しています。公式サイトでは、世界的な投資家や国内で実績のある現役投資家が講師を務め、基礎から実践まで、それぞれのレベルに合った講師が担当すると説明されています。
公式サイトで紹介されている主な講師はこの5人です。
- 堀哲也氏…岐阜在住の個人投資家。『独学で60万円を7年で3億円にした実践投資法』の著者。具体的な会社のチャートや決算書類を見ながら「なぜ買いと判断したのか」を解説します
- JACK氏…IPO(新規公開株)を中心に2億円近くの資産を築いた兼業投資家。日本証券新聞で月1回コラムを連載しています
- 上岡正明氏…コンサルティング会社の経営者。元手200万円で株式投資を始め、2019年末までに保有資産2億円を達成しました
- DAIBOUCHOU氏…2000年に200万円で株式投資を始め、2004年に資産1.5億円で専業投資家に。著書に『サイクル投資法』があります
- 山本有花氏…専業主婦として株式投資を始め、元手75万円を5年で3,000万円に。40冊以上の投資本を出しています
記者の目で見て評価できるのは、投資スタイルの違う講師がそろっていることです。IPO、決算とチャートを組み合わせた個別株、サイクル投資と、得意分野が重なりません。講師が1人だけのスクールでは、その人の手法が合わなかった時点で行き詰まります。
ほかに、校長の市川雄一郎氏や創業者の上野由洋(ゆきひろ)氏も講師として登場します。上野氏には以前このブログでインタビューしました。
お金の学校GFSのライブ講義|講師に直接質問できる
録画の講義とは別に、ライブ講義もあります。現役投資家が今の相場をどう見ているか、具体的な企業をどう分析するかを話す生講義で、ライブチャットで講師にその場で質問できます。配信したライブ講義は後日公開されるので、見逃しても大丈夫です。必修講義を終えると参加できます。
公式サイトで紹介されているライブ講義の例はこちらです。
- 上野流投資で他人より早く未来を知る…創業者の上野氏が、3,800社の中から自分流の条件に当てはまる企業をピックアップして解説する生講義
- 堀哲也講師による株式投資特別ライブ…銘柄の選び方、会社業績を判断するポイント、売買タイミングなどを解説
お金の学校GFSのゼミ|講師と一緒に実践する
ゴールドプランとプラチナプランには、講義とは別に3ヶ月のゼミが付きます。
相場分析力アップゼミ(ゴールドプラン以上)
ニュースなどの相場情報を毎日配信し、講師や生徒が気になる銘柄の株価の動きを毎日解説します。実際に取引した内容には講師からフィードバックがあり、分からないことは講師に質問できます。必修講義に合格した人から参加でき、必修講義が終わった翌月から3ヶ月間行われます。
個別株実践勉強ゼミ(プラチナプラン)
必修講義で学んだことを使って自分で企業を分析し、将来の株価を予想します。分析内容を自分専用の場所にまとめ、講師が実践的なアドバイスをする形です(銘柄の上がり下がりを予想して教えるものではありません)。ゼミ限定の掲示板では、ほかの生徒の分析や株価予想も見られます。相場分析力アップゼミが終わった翌月から3ヶ月間です。
料金は、スタンダードプラン398,000円、ゴールドプラン578,000円、プラチナプラン908,000円(いずれも税込・一括)で、違いはこのゼミの有無です。講義そのものはどのプランでもすべて見られます。
※上記は無料講座の視聴特典クーポン(72時間限定)を適用した価格です。適用条件は公式サイトでご確認ください。
お金の学校GFSで講義と一緒に使える機能
- GFSの眼…講義で取り上げた抽出条件や、講師それぞれの抽出条件で銘柄を絞り込めるスクリーニングツール。自分の条件やお気に入り銘柄も保存できます
- ニュース解説…ニュースを専門用語からかみ砕いて解説し、投資にどう関わるかまで学べます
- 掲示板…講師や運営、ほかの生徒とやりとりでき、講師に直接質問もできます
- 株ゲーム…実際の株価に連動した架空の資金で、講義で学んだ売買を練習できます
- 専任コンサルタント…多くの講義の中から、自分に必要な講義を選んでくれます(全プラン・追加料金なし)
僕もGFSの眼はありがたく使わせてもらっています。講義で聞いた抽出条件をそのまま試せるので、講義と実践がつながります。
28校と比べて分かった、お金の学校GFSの講義の特徴
ほかのスクールの講義と並べると、GFSの位置づけがはっきりします。僕が入会・受講したスクールの講義は、こんな特徴でした。
- 複眼経済塾…「四季報」「日経新聞」の読み方と国際情勢の分析が得意。株式投資の講義が中心
- ファイナンシャルアカデミー…教室講座の実績と、作り込まれた教材が強み
- アクションラーニング…公認会計士による企業分析・業界トレンドの講義が中心
- 株の学校ドットコム…売買ルール・資金管理・メンタルといったトレードの基礎
- 株塾…チャート読みに特化したテクニカル分析
どこも得意分野ははっきりしていますが、お金の基礎から投資手法、税金、経済や歴史までを1つの順番で学べるのは、GFSでした。7校の詳しい採点はこちらです。
お金の学校GFSの講義を無料で体験するなら「投資の達人講座」
GFSの講義がどんなものか、入学前に確かめる方法があります。GFSが監修する無料講座「投資の達人講座」です。約2時間の動画をオンラインで無料で見られ、「本当の投資とは何か」「資産を増やす方程式」など、GFSの講義のエッセンスが詰まっています。GFSに入学するには、まずこの講座の受講が前提です。
受講した感想と、講座の中身はこちらにまとめました。
お金の学校GFSの講義についてよくある質問
Q1. 投資経験があっても、お金の学校GFSの講義を受ける意味はありますか?
あります。独学で数年やってきた人ほど、知識が「自分の得意な手法」に偏っているものです。僕がそうでした。
GFSでは入学時に投資経験があった人が34%(2021年8月の生徒アンケート)。経験者も、必修講義のあとにテクニカル分析編、ファンダメンタルズ分析編、全体相場編、金融史編、経済学編といった実践的な講義に進みます。自分が使っていなかった側の知識を埋めるのに向いています。
Q2. 自分で銘柄を選べるようになるまで、どのくらいかかりますか?
学習ペースと経験によりますが、必修講義の目安は15〜30日で、スタンダードプランでも早い人は1ヶ月ほどで自分で銘柄を選んで投資判断をする段階に進んでいます。
ただ、記者として言っておくと「早く判断できること」と「判断が正しいこと」は別です。判断の根拠を自分の言葉で説明できるようになるまでは、少額で練習するのをおすすめします。
Q3. 講義が多すぎて、何から見ればいいか迷いませんか?
迷いにくい作りになっています。まず必修講義を順番に受け、そのあと実践的な講義に進むので、最初に見るものは決まっています。
その先は、専任コンサルタントが学習計画の面談で目標を聞いたうえで、多くの講義の中から必要な講義を選んでくれます。戦略ごとに講義をまとめた実践コースもあります。
Q4. 株以外のお金のことも学べますか?
学べます。必修講義でNISAや投資信託を扱い、その後は不動産・保険・経済・金融・歴史の講義もあります。公式サイトの学習の目安では、入学5ヶ月目に確定申告やタックスプランニングを学ぶ流れになっています。
ニュースを投資の目線でかみ砕く「ニュース解説」もあるので、経済ニュースが苦手な人にも役立ちます。
まとめ:お金の学校GFSは「順番」と「講師の幅」で学ぶ学校
- 講義は必修講義→実践的な講義の2段階。最初に見るものが決まっている
- 実践的な講義は8つの編。金融史編・経済学編まであり、投資手法だけで終わらない
- 講師は60名以上。投資スタイルの違う現役投資家がそろっている
- ライブ講義で講師に直接質問でき、ゴールド以上はゼミで実践までできる
- 入学前に、無料の「投資の達人講座」で講義の雰囲気を確かめられる
僕が実際に入会して検証した記事と、生徒350人の感想をまとめた記事もあわせてどうぞ。






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