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おすすめ投資本

【980冊から厳選】日本の投資本の名著おすすめ19選と要約【2024最新】

ぐれあむです。久しぶりに投資本の紹介します!
またやんのか~

投資本の歴史的名著21選の記事を書いて早4年。

主に投資先進国である米国発の本を中心に取り上げ、おかげさまで多くの読者に恵まれました(深謝)。

マイ投資本本棚
【投資本のおすすめ名著21選】元経済記者が970冊からバイブル本を厳選・ポイントを要約【最新2024】元経済記者・個人投資家が過去に読んだ1000冊近い投資本の中から、特に名著と呼ばれる本を21冊セレクトしました。世代を超えて読み継がれるバイブル的な古典や歴史的ベストセラーを中心に、レベル別に分類。投資家目線で儲かる/役立つ読みどころを要約しています。...

 

しかしながら、昨今の投資ブームの盛り上がりから、翻訳書ではない日本発の投資本の出版も増え、その中には良質で中身の濃い本もかなり増えたという印象を受けます。

そんな日本発の投資本を紹介したいという気持ちが日に日に高まり、ついに記事にすることを決意しました。

これまで年に数百冊の投資本を手に取り(本屋で立ち読み)、そのうち100冊以上を購入し(雑誌含む)、投資歴10年にしておそらく1000冊以上を本を購入してきました(写真はマイ本棚の一部)。

マイ投資本本棚

思えば購入した本の大半は日本オリジナルなわけで、日本の投資本だけを紹介したいと常々思っていました。

 

今回新たに日本発の投資本の記事を執筆するにあたり、気を付けたことが1つあります。

それは、要約・感想を極力短くしてフォーマットの表に収めたこと。

前の歴史的名著の記事では、書きながら手探りでフォーマットを考えていたせいで、いっぱい書きたい僕の性格もあり、1冊1冊の紹介の文量が多くなりすぎてしまったのです。

その反省から、今回はかなり切り詰めて短くし、もうちょっと書き込みたいと思う本は、後から別の単独記事に仕立てることにしました。

さらに、初心者に難しすぎる金融や理論の本は涙を呑んで切り、最終的に20冊前後に減らしました(そのへんは専門家に任せようと)。

 

海外の翻訳モノは厚くてお値段も高いハードカバーが多いですが(主に●ンローリング)、日本発の投資本はソフトカバーで2,000円以下の廉価な本が主流ですね。

著者がいくら書き込みたくても、厚くて活字がびっしり詰まった本は出版社から敬遠されるんだと思います。

そこのとこは割引いて考え、薄くても内容が濃いもの、投資の勉強に役立ち、資産を増やす原動力になるものという観点からチョイスしました。

選本にあたっては、前回のような長く読み継がれてきた歴史的名著にはできないため、出版されてまだ日が浅いもの(1~5年ほど)が多く含まれています。

日本の出版社は、いくら名著でも売れないとすぐに廃刊にしちゃいますからね。なるべく売れ筋で書店で入手しやすいものに絞りました。

この中から気になったものをぜひ書店やネットで手に取っていただき、ご自身に合う投資本を見つけてみてください。本記事がそのための道案内となれば筆者として望外の喜びであります。

それでは本文をどうぞ!

本の表紙だけながめとけばオケ!

★タイトルをクリックするとAmazonのページに飛びます。紙の本と電子本がごっちゃになっているのでお気を付けください。

目次

投資入門のベストセラーでおすすめの名著

マンガでわかる最強の株入門

著者・出版社安恒理 著・吉村佳 画 / 新星出版社
要約いつもお金のないもり子が、凄腕トレーダー・パンサー川島の存在を知り、株で億り人をめざすストーリーを縦軸に、株式投資の基本が学べる本。投資入門をいくつも手掛ける著者の安定した内容が、萌え系キャラたちのにぎやかなマンガで学べる楽しい本です。
解説・関連記事

絵を見ているだけで楽しくなります

 

新NISA対応 超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

著者・出版社山崎元、大橋弘祐 共著 / 文響社
要約経済オンチの大橋くんが疑問をぶつけ、経済評論家の山崎氏が答えるという会話形式で進むマネー本のベストセラー。だれもが知りたいお金の疑問、素人でもお金を増やせるやり方や順番が、専門用語を使わずにわかりやすく語られていて、とても読みやすいです。
解説・関連記事
山崎氏は2024年に逝去されました。資産運用業界での先生の功績ははかりしれません。ご冥福をお祈りいたします

 

めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ザイが作った「株」入門 改訂版第3版

著者・出版社ダイヤモンド・ザイ編集部 編 / ダイヤモンド社
要約投資雑誌「ダイヤモンドZAi」の手がけた株入門の超ベストセラーです。株の基本や選び方からチャートの読み方まで、株投資に必要な基礎がカラーで過不足なく、わかりやすく説明されています。ニュートラルな内容が初心者にぴったり。
解説・関連記事
これが合うようならぜひ「上級編」にも取り組みましょう

 

お金持ちに学ぶ資産作りの名著

私の財産告白

著者・出版社本多静六著 / 実業之日本社ほか
要約刻苦勉励・勤倹節約を実践し、「4分の1貯蓄法」でためたお金を日本株に投資し、一代で巨万の富を築いた明治の富豪(本業は東大教授)が、自らのお金の哲学と投資術を75歳で振り返った本。多くの成功者がこれを読んで実践したという伝説の名著です。
解説・関連記事【カネのため方は大富豪に聞け!】渋沢栄一も認めた逸材、本多静六の実践的蓄財術
バフェットさん以前にこんな方がいたのかと日本人として誇らしくなります。「投資本の名著」でも紹介しました

 

お金に愛される真・投資術

著者・出版社与沢翼 著・山田一喜 画 / 講談社
要約著者ご本人がある姿でマンガに実際に登場し、酒を飲むしか楽しみのないしがないサラリーマンをコーチしながら一流の投資家に育て上げる物語。スポ根のようなストイックすぎる内容は読者を選びますが、読むだけでお金にかける著者の熱い人生哲学が学べます。
解説・関連記事
派手なパフォーマンスと言動で知られる著者ですが、本書に書かれたような努力を裏で積み重ねて今があるのでしょう

 

個人投資家もマネできる 世界の富裕層がお金を増やしている方法

著者・出版社志村暢彦著 / 
要約機関投資家や個人の資産運用に長くたずさわる著者が、富裕層が実践している「グローバル分散投資」の重要性やルールを、ふつうの個人が実践できる内容に落とし込んで説いた本。日本や米国だけが投資先ではないことを実際の銘柄を挙げて教えてくれます。
解説・関連記事
視野の広い投資戦術が大事だと勉強させられました

 

個人投資家直伝!小型成長株投資の名著

わが投資術 市場は誰に微笑むか

著者・出版社清原達郎著 / 講談社
要約個人資産800億円超の元ファンドマネジャーが、ファンド解散に合わせて自らの手の内をすべてさらけ出した本。割安小型株を重視する著者が、そのアプローチとして、PERとPBRではなく、ネットキャッシュ比率を重視するなどの投資手法を明かした第3章がミソ。
解説・関連記事
出たばかりの本ですが早くも名著のカオリがします

 

独学で60万円を7年で3億円にした実践投資法

著者・出版社堀哲也著 / 日本実業出版社
要約個人投資家が書いた小型成長株投資術本の嚆矢(こうし)です。株価が低いまま放置された銘柄を見つけ、安く仕入れて目標株価になったら売る。その実践的な方法と心得は今もまったく古びません。
解説・関連記事【元経済記者が入会調査】GFS(グローバルファイナンシャルスクール)の実力と口コミ・評判を検証
僕が投資で大きく資産を増やせた原動力ともなった本です。GFSにこの著者の講義があり、心酔しました

 

退職金を株で40億円にした元会社員が教える 小型成長株投資術

著者今亀庵著 / 宝島社
要約退職金を元手に40億円をつくった著者が、どんなステップや銘柄で資産を爆増させたのかを記した本。PEGレシオをアレンジした銘柄発掘法やストップ高飛び乗りなど独自の投資術のほか、ここぞというときの集中投資の必要性など、発想が大いに参考になります。
解説・関連記事
初心者が退職金を集中投資したら絶対ダメ!今亀庵氏はそれ以前に長い投資経験があったから上昇相場に張れたのです

 

月次情報で“伸びる前”に買う割安成長株投資入門

著者・出版社はっしゃん 著 / パンローリング 
要約Vtuber投資家として人気の著者が、「月次情報」を武器にいち早く成長株を探す方法を記した本。10倍株の月次がどう推移したか、どこに成長の兆候を見るかを分析。業界比較に始まる「勝ち組」割り出しなど、著者のノウハウがぎっしりつまった実践的投資術です。
解説・関連記事
著者の緻密な分析力にひれ伏します。『決算書3分速読からの10倍株の探し方』もおすすめ

 

有望株を探す決算・財務・投資指標の読み方の名著

いちばんやさしい会計の教本 人気講師が教える財務3表の読み解き方が全部わかる本

著者・出版社川口宏之著 / ダイヤモンド社
要約人気会計講師の著者が、財務3表の読み解き方を見開き67項目にわたって解説した本。明快な語り口と豊富な図解、「三越伊勢丹の損益計算書から見える構造的問題」といった実際の企業を例にした興味深い分析もあり、見てよし読んでよし引いてよしの教科書です。
解説・関連記事【元経済記者が入会調査】GFS(グローバルファイナンシャルスクール)の実力と口コミ・評判を検証
この先生もGFSの講義で知ってファンになりました。本書は座右に置いてしょっちゅう参照しています

 

【新版】財務3表一体理解法

著者・出版社國貞克則 著 / 朝日新書
要約1つの伝票がPL・BS・CSのどこに記されるのか、これまで別々に読み方を教わってきた財務3表を一体に考えることで複式簿記の本質がわかる、ありそうでなかった目からウロコの会計教本です。苦手意識を克服し、財務をより深く読み込みたい人におすすめです。
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数字が苦手な僕も腹オチがすごいです

 

会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方

著者・出版社渡部清二著 / 東洋経済新報社
要約四半世紀100冊の四季報を全部読んだ“達人”が、四季報の読み方とともに、大きく成長する銘柄の探し方やそのために注目すべき数字や記述などを伝授してくれる本。取り上げた銘柄が少々古くなっていますが、類書の中では群を抜いて勉強になります。
解説・関連記事【秘伝】四季報で初心者が簡単にテンバガー(10倍株)を見つける読み方
四季報の参考書の記事でも筆頭に挙げています

 

No.1アナリストがいつも使っている投資指標の本当の見方

著者・出版社吉野貴晶著 / 
要約日経の金融誌で14年連続人気1位のアナリストが、PERやPBR、ROE、EV/EBITDAといった基本的な投資指標の本当の意味と読み方を指南してくれる書。低PBR銘柄から投資先を選ぶ「Fスコア戦略」など、東証改革を予見したような項目も必見です。
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これも座右に置いてよく参照します。ネット検索で出てくるありきたりな解説に物足らない向きにおすすめ

 

世界経済と投資市場のつながりを学ぶ名著

転換の時代を生き抜く投資の教科書

著者・出版社後藤達也著 / 
要約元日経新聞の金融経済担当を経て、今や大人気の経済評論家となった著者による初の著書。投資した株などの資産価格が何によって動くのか、マクロの知識と経済センス、SNSで磨かれた発信力で基本をわかりやすく解説。投資の視野を広く高くしてくれる一冊です。
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元ご同業ですが、書くしか能のない僕と違って、多様な発信ができるのがうらやましい

 

世界インフレ時代の経済指標

著者・出版社エミン・ユルマズ著 / かんき出版
要約トルコ出身の大人気アナリストが、これから訪れる大インフレ時代を想定し、必須の経済指標を解説した本。米国の12の指標はじめ、注目すべき各国の指標、景気を読む手掛かりとなる企業など、世界の構造を知り尽くす著者の深い視点から投資の大局観が養えます。
解説・関連記事【複眼経済塾】の口コミ・評判|元経済記者が実力を徹底検証【2024年版】
東大卒で元野村證券、ポーカーの達人という異色の経歴の持ち主です

 

日本株を動かす外国人投資家の思考法と投資戦略

著者・出版社菊地正俊 著 / 日本実業出版社
要約日本市場の売買シェアの7割を占める外国人投資家。その実態に詳しい証券ストラテジストが、組織や売買戦略、好む銘柄、企業や政府に求める政策や不満までを、豊富な事例とデータをもとに紹介した本。日本市場の見えない流れや買うべき銘柄が見えてきます。
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類書がほとんどなく希少な情報源。全編興味深いです

 

深い投資思考が養える名著

投資で利益を出している人たちが大事にしている45の教え

著者・出版社市川雄一郎編著+GFS編 / 日本経済新聞出版
要約日本一の投資スクールとその校長が、投資で利益を出すために知っておくべき大切な考え方を45章にまとめたロングセラー。成功する投資家の思考の裏側、勉強と実践の大切さ、投資の心構えなど、「そういうことか!」と目からウロコの中身がてんこ盛りです。
解説・関連記事【元経済記者が入会調査】GFS(グローバルファイナンシャルスクール)の実力と口コミ・評判を検証
中国・韓国・ベトナム語にも翻訳されてヒットしているそうです

 

ビジネスエリートになるための 投資家の思考法

著者・出版社奥野一成著 / ダイヤモンド社
要約日本を代表するファンドマネジャーが自らの投資哲学をまとめた本。トヨタ・フェラーリ・テスラの比較から最適な投資先を選んだり、IBMとシャープの命運を企業価値の選択からひもとくなど、投資家に必要な思考法が満載。良質のビジネス書でもある一冊です。
解説・関連記事
発売された年に「本書が今年のナンバーワン投資本だ!」とツイートしました

 

教養としての投資入門

著者・出版社ミアン・サミ著 / 
要約英国系ヘッジファンドで数千億円を運用、個人でも30代で10億円を稼ぎ出した著者が、生涯収入を増大させる「βαλ法」なる3種の投資を軸に、お金と投資のあるべき形を科学的に徹底追究した本。知性と経験に裏打ちされた充実の中身は、入門の域を超えてます。
解説・関連記事
ハードカバーで数千円してもおかしくない中身なのに、なぜか新書。お財布にもやさしい隠れた名著です

 

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