投資について

緊急投稿|新型コロナウイルス感染拡大で株価はどうなる?底はいつ?現状と先行きを分析

 

ぐれあむ勉
ぐれあむ勉
こんにちはぐれあむです!今日も投資の勉強します!
ダウの犬
ダウの犬
そんな気分ちゃう

 

今日は世界の投資市場を恐怖に陥れている新型コロナウイルス(covid-19)について、現状分析と今後の見通しについて書いてみました。

そして、個人投資家(弱小ですが)として僕がどう対応しているかも書いています。

興味ねえ~
うぐぐ

 

株式市場の早めの回復を信じている人には耳が痛い内容かもしれません。が、いまの偽らざる気持ちと投資判断を書きましたので、どうか意見の違いにはご寛恕のほどを。

*記事の内容はあくまで個人の見解です。投資判断はあくまで自己責任でお願いします。

 

潮目が変わった!どっちに?

この記事を書き始めたのは2020年3月6日(金)夕方。日本市場が週の取引を終えてからです。

東京市場は大幅反落し、日経平均は前日比2.7%下落の20749.75円に。TOPIXは1471.46ポイントと1年2カ月ぶりの安値をつけました。

米国株は乱高下してさらに下げ、為替は大幅に円高が進んでいます。日本市場あやうしという感じですね。

株価と為替

 

そんな中、僕は本日(6日)の日本市場、そして昨晩(5日)の米国市場で現物株の半分以上を手仕舞いしました

わりとのんきな性格で、けっこう楽観的にコトの推移を眺めていたのですが、どうも潮目が変わり、底が見えなくなってきたからです。

はじめから見えとらん
たしかに

 

成長株を長期ガチホが正しいと心では思っているものの、リーマンショック級の大きな暴落をいまだ体験していない身としては、これからの未知なる相場の中でまずは資産を守ることが重要だと考えざるをえなくなりました。

その現状分析と判断内容を以下に書いていきます。

 

予想をはるかに超えた世界への感染拡大

まず、新型コロナウイルス(以下コロナ)の現状ですが、自分の予想をはるかに超えて欧米に拡大していっています(以下は日経新聞の感染マップより)。

コロナウイルス新規感染者数推移 コロナウイルス感染者推移 国別コロナウイルス感染者推移

 

数字がイマイチあてにはならないものの、日本での新規感染数や死者数が思ったほど伸びてこないことから、春になれば自然と収束に向かうのではないか、そして、発生源の中国から遠く離れた欧米にはそれほど累が及ばないのではないか、と当初は楽観視しておりました。

しかし、今や拡大は世界各国で手の付けられないペースで進んでいます

下はジョンズ・ホプキンズ大学のコロナウイルス特設サイトから(3月5日現在)。

コロナ世界感染者数

各国別の数字を拡大します。

各国別感染者数

 

イランやイタリアなど遠く離れた地域での飛び火のような感染急増。さらにドイツやフランスでの日本を上回る感染者数拡大。スペインでも増え始めています。

国別に数字をまとめていますが、EU諸国には経済的な国境はないため、人的移動による感染拡大は食い止めようがないように思います

まだ数の少ない米国もこれは同じで、いったん感染が拡大し出したら、かの”ビッグマウス”大統領も止めるすべはないでしょう。

ビッグマウス

 

追記:3月8日現在、感染者数10万5265人、死者数3514人(図はジョンズ・ホプキンズ大学のコロナウイルス特設サイトより)。韓国、イタリア、イランがまだまだ増え続けているほか、米国(US)も急増しています。

世界の感染者数 各国別感染者数

追記:3月18日現在、感染者数20万人突破。死者は8,200人超。赤丸が大きくなりすぎて地図のどこがどの国やら。マレーシアとかフィリピンとか、もう暑くなっているはずの地域で拡大しているのが不安です。

ジョンホプキンス大 ジョンホプキンス大各国別

追記:3月25日現在、感染者数40万人突破。米国がイタリアを猛追。何やってくれちゃってるんだ、、、。

コロナ感染40万人突破 各国別 加速度がはんぱない

感染者数増加の加速度がハンパない、、、。

追記:4月3日現在

とうとう感染者100万人突破しました。そのうち米国が4分の1近くを占めます。

 

未知の恐怖は抑え込めない

冷静に見れば、重症化や死に至るのは高齢者や持病を持った人に限定されており、致死率の高いエボラ出血熱などのパンデミックに比べたら、個人的にはそんなに恐ろしい感染病だとは思っていません(←ここ大事)。インフルエンザの感染数と死者数の方がはるかに大きいわけですし。

しかし、僕個人の考えはともかく、多くの人が未知の感染症に対して冷静な判断力を失っているのではないでしょうか

日本ではマスクや消毒液などが大量に買い占められ、「原材料不足で買えなくなる」といったデマでトイレットペーパーが店頭から消える、いわばパニック的な状況が発生しました。デマだとわかっている人だって、実際に手に入らなくなると考えたら買いに動きます。こうしてパニックがパニックを生むんですね。

トイレットペーパーうりきれ

イギリスではアジア人への暴力行為、ドイツでは日本人のサッカー観戦者の締め出しといった嘆かわしいニュースも目にしました。

そんなんで感染拡大を防げるわけもないのに。

価値判断の正しくなされていない生の情報がSNSで瞬時に伝わり、パニックやヒステリックな行動を助長しています。これは現代文明の悪しき宿命であり、感染の収束が見えるまでは対処のしようがありません。

そして、中国や日本で起きたようなこうしたパニックや人々の経済活動自粛が欧米で本格化するのはこれからなのではないでしょうか。

 

世界経済への影響はハンパない

中国人をはじめとする海外からの渡航者(インバウンド)の激減、感染を恐れての旅行や飲食、娯楽イベントの自粛は国内経済に深刻な影を落としています。あらゆる経済活動が収縮していっているのは明らかですよね。

さらに時差を置いてこれから浮かび上がるのが、企業のダメージです。とりわけ「世界の工場」である中国での工場操業停止、材料・部品や製品の供給途絶の影響は大きいでしょう。

今や中国は、世界で複雑にからみあうサプライチェーン(供給連鎖)の大きな部分を占めているからです。

みずほ総研は「2019~2021年度内外経済見通し ~新型コロナウイルスの影響で世界経済回復のシナリオに暗雲~」(2月20日発表)のレポートの中で、その大きさと世界経済に与える影響を試算しています。

産業連関表や東日本大震災時の日本からの輸出品途絶による影響度合いなどを加味した今回の中国減速による世界経済の下押し効果は0.17ポイントだそうです。数字が小さくてわかりにくいけど(笑)。

金額ベースで業種別の減少額を見るともう少しその大きさがわかります。

コロナ業種別影響

減少額では「コンピュータ・電子・光学」が501億ドル(約5兆3,000億円)と断トツ。以下、化学(23.1億ドル)、電気設備(14.9億ドル)、自動車(9.4億ドル)などとなっています。

実際に目に見えて明らかな宿泊、飲食、娯楽などより、はるかに製造業分野への影響が大きいのが見て取れます。関連産業を多く抱える日本にとっては他人事では済まされません。

たとえば、各種電子デバイスやカメラレンズなど多くの搭載部品の調達を必要とする携帯電話。中国の輸出額は、SARS騒ぎがあった2003年と比べて約17倍に増えていて、影響は巨大です(以下のグラフも同レポートより)。

中国の携帯出荷量

 

すでにアップルが iPhoneなどの製造量減を織り込んだ業績見通しの下方修正を発表しましたが、このように表面化するのはまだ氷山の一角にすぎないと思われます。物流や人の往来が規制され始めたら、この影響はさらに大きくなるものと思われます。

みずほ総研のレポートは2月20日発表なので、まだ世界の感染拡大を低く考えているかもしれません。さらに、予測試算の前提も、コロナ感染者の拡大を「3月ピーク、6月終息」としていますが、果たしてそんなに都合よく終息するかなあという疑問がぬぐえません。

 

3月8日追記:

外務省発表の「新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)によると、3月7日現在、日本を入国制限の対象にしている国は27か国、入国後の行動を制限している国は63か国に及びます。

 

株価下落はまだ3分の1⁉

じゃあ、どんだけ株価は下がるのか。底はいついくらぐらいになるのか。

だれもが知りたいのはここだと思います。

先週の大暴落、今週のボラティリティの大きい株価推移は、日々のニュースを見た投資家のセンチメントで動いているだけ(日本株は日銀のETF買い入れもあり)。企業個々の実力やファンダメンタルを反映したものではまったくありません。

そして、FRBの思い切った緊急利下げや日銀のETF買い入れ方針の発表もまったく効果がなかったことは、ダウや日経平均の反発からの戻りの速さを見ても明らかでしょう。金融対策をいくらやったところで、コロナは打ち負かせないと投資家は知っているのです。

ボクシング

 

さらに投資家たちは、この感染拡大が長引くと薄々感じているのではないでしょうか。

上記したような経済への影響が個別企業にじわりと効いてくるのは約1~2カ月たってから。それが1~3月期の業績として表に出てくるのは5月の決算発表以降となります。

このころまでに収まっていればまだしも、感染拡大が思った以上に長引けば、困ったことになります。

そのまま世界経済がリセッション(景気後退)に突入してしまう可能性があります

そうなると、2月下旬の暴落はまだ序の口ということになります。

 

2000年代に入ってからの代表的な暴落の例、SARSショックとリーマンショックを数字でひもといてみましょう。

下記の表は直近高値から暴落後の最安値までの株価の下落率です。

時期 日経平均下落率 NYダウ下落率
SARSショック 2002~3年 ▲36% ▲30%
リーマンショック 2008年 ▲59% ▲53%
コロナショック 2020年~ ▲14.5% ▲16.5%

 

★コロナショックは暴落後の最安値で計算しています。

  • 日経平均は高値24,115円→20,613円(3月6日)
  • NYダウは高値29,568ドル→24,680ドル(2月28日)

 

追記:3月22日現在

  • 日経平均 16,552円(高値からの下落率▲31.4%)
  • NYダウ 19,173ドル(同▲35.2%)

 

日経平均とダウ平均

 

過去の暴落と一概には比較できませんが、こうして見るとまだまだ下落の余地があるように思えてきますよね。

特に米国株は、このコロナ騒ぎが起こるまで、PER(期待値)とEPS(利益率)の両方が上昇して過去最高を更新していたため、EPSがすでに下がってきていた日本市場と比べると、下落余地はさらに大きくなります。

リーマン級とまでは行かなくても、SARS騒ぎの時と同等となれば、日経平均はあと22%、NYダウはあと14%も下落余地を残していることになります。

それを計算すると、

日経平均は15,433円

NYダウは20,697ドル

まで下落する可能性があるってことになります。

もしリーマン級ともなれば、株価はまだ3分の1から4分の1しか下落していないという計算も成り立ちますね。

つらい現実、、、

株価暴落

 

「さすがにそこまでは下落しない。トランプは再選に向けて大型減税も発動するだろうし、日本はそもそも回復しきっていなかったからそんなに下げようがない」「大型の予算が組まれて各国政府や中央銀行が必死に対策を打つ」という意見もあるでしょう。

まあ僕もそう思いたい1人です。

ですが、Bloombergのニュースを読むと、米国の著名アナリストの中にも、もしリセッションが現実となった場合、高値から25~40%は下落すると見込んでいる複数の意見があることがわかります。

ビスポーク・インベストメント・グループは新型ウイルスの問題で1株利益が一時的に20%落ち込み、株価収益率(PER)が16倍に低下するシナリオを描いており、そうした場合、S&P500種は2月半ばに付けた最高値から40%強下落することになる。

ビスポークのマクロストラテジスト、ジョージ・ピアクス氏は「妥当な弱気相場の様相だ。その通りなら、下げ相場のおよそ3分の1の地点にある」と述べた。

シティグループのアナリストは、サプライチェーンの問題や需要低迷、商品価格下落を理由に、通期の利益予想を下方修正した。米国株チーフストラテジスト、トビアス・レフコビッチ氏によれば、米企業の20年の1株利益予想は164.25ドルと、従来予想の174.25ドルを下回るという。

レフコビッチ氏は「より大きな未知の問題は、新型ウイルスが世界的なリセッションを引き起こす恐れがあるかだ。そうなれば25%近い減益となり、株式相場も同様に下落することになる」と指摘する。

同氏によると、S&P500種は最近の高値から最大13.5%下落しているため、投資家は既にリスクを織り込んでいるかもしれない。しかし、新型ウイルス流行によるリセッションが現実となった場合は、シティとしては20年1株利益予想をさらに30ドル引き下げる必要があるという。PERを18倍とした場合、S&P500種は2400となり、2日の水準から20%の下落を意味する。同行は投資家に対し、当面は静観を続けるよう警告している。

Bloomberg「米株式市場は最悪シナリオを再び想定、FOMC緊急利下げも効果薄」より(3月6日付け)

 

まんざら絵空事を言っているわけでもないのです
考えたくね~

 

その日のためにキャッシュポジを多めに

こうしたさらなる暴落やリセッションがもし現実のものとなる場合、我々弱小個人投資家が打てる手はそう多くはありません。

  1. ポジションをできるだけ軽くして、来るべきリセッション、暴落を耐え抜き、底値からの反転を待って増やしたキャッシュでドカンと買いあさる。
  2. 長期投資なのだから2割3割の資産減には目をつむり回復を待つ。その間ドルコスト平均法で下値を少しずつ買い集める。

 

長期での成長を信じて買った銘柄なら②の対応でいいと思います。

でも、暴落でかなりの含み損を抱えることになった場合、株価が元に回復するまでの時間を過ごすのはけっこうつらいものです。

見なきゃいいのに、毎日毎日マイナスの数字を見てため息をつくことになります。

で、耐えられずに結局底値付近で投げちゃう
経験者は語る!

 

まあ、現物をにぎっているだけなら、嵐が過ぎるの待てばいいのかもしれません。

僕の場合、$50bblを下抜けたときに買い集めた原油ETFがかなり焦げ付いてしまい、被害を最小限に食い止めるために現物株の売却を決めたという裏事情もあります(笑)。

そんなことやろと思ったわ
わっはっは

 

長期保有のつもりでなく買った株がすでに含み損となっている人、あるいは信用取引を膨らませている人は、すぐに損切りできなくても、さらに大きく下げたときの損切りポイントは必ず決めておいたほうがいいと思います。少なくともナンピンはやめた方がいいです。

自分のこと棚に上げとるな
ううう、、、

 

最後に世界一の投資家ウォーレン・バフェット氏の「投資の鉄の掟(おきて)」を確認しておきましょう。

  1. ルール1 絶対に損をしないこと。
  2. ルール2 ルール1を絶対に忘れないこと。

 

つらい相場をお互い生き抜きましょう!
わいは逃~げよ

 

コロナ感染拡大の現状と先行き分析
  • 予想以上に世界で感染拡大している
  • 欧米での拡大で楽観論は後退した
  • 「世界の工場」中国のサプライチェーン途絶の影響は大きい
  • 最悪の場合リセッション(景気後退)入りの可能性あり
  • その場合、さらに大きな下落の余地がある
  • 暴落に耐えられないなら、ポジは軽めで
  • キャッシュ多めで底値で買い漁る用意を

 

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